桜はまだ蕾 ~青が、荒ぶる。
「吉野山は季節外れの雪が散らついていましたよ。」
宿の女将の言葉。 残念なことに桜の木々はまだ蕾。。。
窓から見える枝垂れ桜の蕾が薄らと色付いている程でした。
翌朝、空は晴れ渡り空気が澄んで気持ちの良い天気となりました。
吉野山の桜は山麓から下・中・上・奥千本と続いています。
バスで行きました。
奥千本にひっそりと鎮まる金峯神社、
さらに奥の西行庵(主人だけ)
下へ下へと歩いて・・・吉水神社(→)
檜皮葺の書院は葺き替えたばかりで
厳かな雰囲気でした。
眺めを楽しみ 中千本へ。(←)
~桜が咲いていたらと目を閉じて~
そこから吉野山ロープウェイ口まで
両側には多くのお店が並び、
たくさんの人出で賑わっていました。
JR東海「うましうるわし奈良」で知られるように
金峯山寺・秘仏・金剛蔵王大権現 御開帳の
期間中でした。
(実は私共、吉野に来てから知ったのです)
「青が、荒ぶる」という文句通りに御本尊の
三体は御体が青く厳しいお顔つきを
されています。 (仮のお姿)
桜の開花時期には早過ぎましたが、思いがけず拝観出来て、
大自然の中でみなぎる力をいただいたように思います。
近鉄吉野駅に着いたのは午後2時頃。
時間が少しあったので
大阪通天閣を一目見上げて、
伊丹空港から飛行機で羽田空港
そして自宅へ。 良く歩き疲れました。
吉野の桜はまたの機会に
持越しですね。
桜の見頃の予想は難しい。。。
奈良大和路の旅から1週間が過ぎあの感動が再び蘇ってきます。
満開の桜は花散らしの冷たい雨に濡れています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント